考慮するべきこと。

今日はここ数日で容態が悪くなっていた患者様のお宅へ訪問しました。

そのお宅では猫を飼っていて、その患者様の寝ているベッドのそばにいました。

足元にじゃれついてきたり、看護師さんのかばんについているキーホルダーで遊んだり、患者様の手を握っている患者様のお母様の足元にぬっと現れたりしていました。

 

患者様のお母様は猫をしかっていましたが、猫なりに雰囲気を察してどこか落ち着かなかったのかなと思いました。

家で飼っている猫と犬にあいたくなりました。

 

午後は、濱崎先生と診療に行き、色々な生活背景のお宅にお邪魔しました。

同時に、今日は講義の日でしたので、在宅は病院での診療と違って、患者様のお宅にお邪魔すること。それぞれの背景を考慮し、それぞれお話しする内容を考え、変えていかなければならないことを教えて頂きました。

 

今日も勉強になりました。


自由に

今日の午前中は、脊髄損傷の方のお宅に訪問しました。

その方は、ご自身の上肢を使って車椅子からベッドへの移乗、仰向けからうつぶせにと動かれていました。

 

趣味もたくさんお持ちで、自身で車の運転もなさるそうです。

足が不自由でも、何でもご自身でなさっている姿を見て、バリアフリーは大切だなと思いました。

 

午後は、他職種での居宅サービス会議に参加しました。

色々な職種の方がそれぞれ自身の専門としている分野の視点から患者さんにより良いサービスを提供しようとしていて勉強になりました。

 

                                                慶應義塾大学病院 飯塚 藍


みかんをほおばりつつ・・・

今日は朝のカンファで、1か月の研修で一番衝撃を受けたこと(在宅のお看取り)について発表させていただきました。

途中、何喋っているかわからないくらい緊張したので、衝撃がうまく伝わったかどうかわかりません…

 

 

おじいちゃんの看取りでやり残したことがあって、

自分自身が、死に向き合っていなかったなという反省と、

死を肯定するにはどうしたらいいんだろう…と考えた結果なのです。。

自分も死ぬときは良い人生だったなと思って死にたいです。

 

一か月間ありがとうございました。

在宅医療を推進しているとは聞いていても、実際にどういうものなのか見てみないと、患者さんに勧めることもできないし、タイミングもわからないと思いました。

こういう世界もあるんだなと新しい視点を持つことができたと思います。

また、みんなが全力で患者さんに向き合って、サポートしていく姿勢も勉強になりました。

 

明日からまた東京で仕事ですが、今日のところは松山で買い込んだみかんをほおばりつつ、松山の余韻に浸りたいと思います。

                                           

                                           帝京大学医学部付属病院 豊田啓惠


診療同行初日

本日より在宅診療への同行がはじまりました。

 

普通のお宅にお邪魔しますので最初はすこし緊張しました。

 

医師は、問診、診察を行い今必要だと思われる医療的介入を提案しますが、実際にするかどうかを決めるのは患者さんやご家族ということが印象的でした。

決めるのが難しい場合は相談に乗ったり、導入した後の感想を聴き、すこしずつ信頼関係が構築されていくのかなと思いました。

日中、すこしでも快適に過ごせること、夜間、眠れるようにすることが大事だと思いました。

 

午後に訪問したお宅では、医療的な問題以外をかかえてらっしゃいました。

訪問診療、往診を行うだけでなく、医師もチームの一員として解決に向けて動いていくことが大切だと思いました。


2回目

慶応義塾大学病院研修医2年目の飯塚藍と申します。

昨日東京から愛媛へやってきました。

愛媛県に来るのは2回目で、前回は松山市を観光しました。

 

地域医療に関わるのは初めてで、わからないことだらけだと思いますが、1ヶ月間で何か掴むことができたら良いなと思います。

 

午前中はオリエンテーションでカルテの使い方や病院のシステムなどを習いました。

電子カルテが使えませんと仕事になりませんので早く慣れられるように頑張りたいと思います。

 

また、太田先生と1ヶ月間の研修目標を立てました。

小一時間お話させて頂きましたが、漠然としていた在宅に対する考えが言葉にしてみると少しまとまってきたような気がします。

そして、明日以降在宅診療に参加させて頂くことによって自分が考えていた在宅と、実際は異なることを体験できればと思います。

 

午後は、たんぽぽクリニックの成り立ちを紹介して頂きました。

様々な思いと、挑戦によって少しずつ今の体制になっていったのだなと思いました。

景色が素敵で、俵津に行くのが楽しみです。


慎重に

今日は熱が出た患者さんの往診に1人でいかせていただきました。

 

向かってみると、ご本人はケロッとしており、安心しました。

 

病院内で当直で呼ばれてもすぐ対応できますが、往診だと移動時間もあるのでそれなりに時間はかかってしまいます。

また、家で患者さんの近くにいるのはご家族ですが、ご家族が異常に気づけない場合もあるため、そういう点でも先回りして対応しておくのは大事ということがわかりました。

 

ご本人は症状なくても、慎重に診ないといけないなと感じました。


好きなことを突き詰める

今日は緩和ケアの講義と訪問看護に同行させていただきました。

 

訪問看護では、心にため込んだ不安なことを話してくださったり、一緒に歌を歌ったりしました。

 

以前診察に行ったことのある方でも、あんなに喋る人だったんだ!と新発見がありました。

また、「看護師さんが来てくれると、すぐに時間が過ぎて気持ちもらくになるんです」と話してくださいました。

看護師さんの役割は大きいなと思ったし、診療の時間は短いかもしれないけれど、自分もそんな風に患者さんを楽にできたらな、と思いました。

 

講義では、長年麻酔科をやっていた矢野先生の経歴の話もお聞きすることができました。

私は外科や産婦人科など、どちらかというと外科系の科に進もうと思っていますが、手術後に再発や合併症で入院してしまう方もいらっしゃいます。

また、在宅医療を1か月見てみて、私は本当に外科系の進路でいいのだろうかと思ったりもしました。

しかし、矢野先生のお話をきいて、病院に勤務していても何かアプローチできるかもしれないと思いました。

 

また、外科をしていた飯森先生が、好きなことを突き詰めていれば時代のニーズに合ったアイディアも浮かぶから、好きなことをすればいいと思うよ、と言ってくださいました。

 

たんぽぽクリニックには「楽なように、やりたいように、後悔しないように」という信条があります。

私も「楽しめるように、やりたいように、後悔しないように」人生の選択をしていこうと思います。

 


諦めない!

今日は、言語聴覚士(ST)の高橋さんと脳梗塞で片麻痺のある方の嚥下機能訓練の様子を見学させていただきました。

 

その患者さんは高橋さんの顔を見るなり嬉しそうな顔をしていました。

痰の吸引をし、舌の体操をしてからとろみをつけたジュースを飲み、アイスを何口か食べていました。

喉がゴロゴロいっていることもありましたが、「もうひとくち、もうひとくち」と嬉しそうに飲んでいらっしゃいました。

 

大学病院だと誤嚥があるようなら経口摂取は困難ですが、食べることを諦めず支援していくことは、表情も豊かになり楽しみにつながるので、大切だなと感じました。


Live in たんぽぽ

今日の訪問では、先生が、実際に介護を始めて不都合なところや困っていることはないかご家族にたずねていました。

色々なご家庭を回ってみて、介護が大変そうなご家族の方もいらっしゃいます。しかし、疲れる前に気をつけておくことで、共倒れも防げるのかなと思いました。

 

今日はたんぽぽで患者さんのコンサートがありました!

夕方のミーティング中もリハをしているのが聞こえて、張り切っているのがわかりました。

2曲歌ってくれたのですが、いい声をしていてとてもかっこよかったです。

ご本人も嬉しそうな顔をしていて、お酒を美味しそうにぐびぐび飲んでいらっしゃいました。

またこういったステージを見られることを期待しています!


ゆっくり需要

今日は朝方にお看取りがありました。

病院でのおみとりは、モニターの音が鳴り響き、言葉少なく悲しい雰囲気ですが、在宅での看取りは経験がなく、どんな感じなのだろうかと思っていました。

 

朝方コールがあり、先生と看護師さんたちと患者さんの家に向かうと、病院のように悲しい雰囲気ではなく「朝まで見守っていたんですけど睡魔が襲ってきちゃってねー」と患者さんから亡くなる様子を伺うことが新鮮でした。

また、好きな音楽が流れていて、住み慣れた家でご家族に見守ってもらえて、幸せだったろうなと思いました。

 

エンゼルケアの時も、病院では中心静脈カテが入っている方はそれを抜いて…と点滴や挿管チューブを抜去することからします。

しかし、この方は最後点滴もなく、肌ツヤも良く眠ったような亡くなり方で、ご家族が「何着せようか?」と話し合いながら、「これ、気に入っていた服だからねー」と箪笥の中から洋服を出してきてくださいました。

 

昔読んだ本で、残された者は通夜やお葬式などで、亡くなった方の親しい人達と語り合うことで、「死」を需要していくと書いてありました。

 

在宅では、亡くなる前から死を身近に意識するため、死をゆっくり需要できるし、死ぬまでにやりたいことができるため、ご本人だけではなく、残った人たちにとっても、悔いのない死を迎えることができるのかなと思いました。

終わりよければすべてよし、ではないですが、その人が死ぬ間際に「あぁ、良い人生だったな」と思って人生を終えられるようにサポートできたらなと思います。

 


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