実りの多い一か月

今日で研修も最終日となってしまいました。

朝のプレゼンテーションでは勝手がわからず、お時間を取らせてしまって申し訳ありませんでした。

 

 

1か月、といっても二月ということもあり、一層短い時間となってしまいましたが実りの多い一か月だったと感じています。

在宅医療という大きな海原がある、ということを知ることができたことは本当に大きいことだと思います。

 

また、その中で患者さんやご家族、ならびにスタッフさんとの関わり方という、病院医療や在宅医療関係なく重要なことを改めて学ぶことができました。

 

数々のご迷惑をおかけしましたが、たんぽぽクリニックでの研修が活かせるように、今後とも頑張っていこうと思うことができる1か月でした。本当にありがとうございました。


診療最終日

明日は発表などのみのため、今日は診療としては最終日でした。

 

午前中は急遽、歯科診療に行くことになりました。

最近、食欲がないので一度口腔内診査をしてみようということで担当の先生よりお呼びがかかり、診察に伺うこととなりました。

実際は認知症が厳しく、口腔内を見せて頂くことが困難で十分な診査はできませんでした。

できる限りのことと、状況説明をご家族に行い、帰ってきました。

 

午後は看護の同行で、入浴介助に入らせていただきました。ここに来て最後の仕事は湯加減を見ることでした。

少し普段と違う一日でしたが、振り返ってみると午前中はまがいなりに自分の特徴を必要として頂いて診療を行い、午後は普段の診療では見ることのないところを見せて頂いたことになり、ある意味象徴的な一日だったと思います。

 

今後、どのような道を進むかはわかりませんが、人から必要とされるような資質を持たないといけませんし、必要とされたからには責任を果たして帰ってくることが重要です。

 

また、自分の周囲で働いている皆さんがどのようなことをしているかを知ることは、チーム医療の基本であると思います。

 

今日はその2人しか看ていませんが、実は非常に学びの多い一日だったと思いました。


なんとか…

今日は一人で訪問診療をさせていただきました。

一応準備はしていったのですが、予想外の話をされたので診察器具を取りにクリニックに戻り、そこから再度診察に向かいました。

 

それだけのことでも少し判断に迷うところもあり、やはり一人で診察することはすごくむつかしく感じました。

看護師さんの助けもあり、なんとか終わったというのが実感です。

 

午後は、嚥下リハを見学させていただきました。

 

たまたまこれまでに2回訪問診療で入ったことのある患者さんのリハビリだったのですが、ずっと寝ている患者さんだったのが、今日は車椅子に座って挨拶されました。

 

色々な嚥下食を試されていましたが、これまでに見たことのない表情で食べていたのが印象的でした。

また、その後は別の患者さんのリハビリに同行させていただきましたが、これもベッドから車椅子に移乗するだけでこんなに大変なのか、と思うとリハビリの重要さとともに大変さも学ぶことができました。


下地作り

今日は午前・午後2回カンファレンスがありました。

 

午前は退院前カンファレンスで病院にいって、その病院の主治医の先生とお話をしました。

退院に向けての調整が主な問題でしたが、元の生活に戻れるのか、戻れないならその後をどう考えていくかということでした。

 

午後は余命を宣告された患者さんのご家族との今後に向けてのカンファレンス。

これから予想される問題を提示して、状況の変化に先回りで対応できるように、という話になりました。

 

いずれも今すぐ結論づける必要はなくとも、ご家族にはシビアな決断をいずれは迫ることとなるような内容でした。

それだけに「当事者意識」をもって、説明をすることが重要と考えました。

 

いずれも医療や介護を行うためのいわば下地作りですが、この下地がしっかりとしていないと将来があやふやなものになってしまうと思います。


「ありがとう」

今日は研修始まって初めて看取りに立ち会わせていただきました。

その患者さんを診察させていただいたことはなく、また出勤直後であったために詳細な情報は得ることができないまま現場へ向かうこととなりました。

 

ただ、その場に居合わせただけでもご家族の表情や雰囲気から感じるものがありました。

その場にはこの患者さんをずっとお世話してきた看護師さんもおられ、多くの人が見守っていたこともよくわかりました。

 

主治医の先生が患者さんに「ありがとう」とお別れの挨拶をし、帰院しましたが、この気持ちを持ち続けることが大事だということが大きな学びとなったと思います。


地域に根付く

今日は二回目の俵津診療所での診療でした。

 

前回はいきなりの救急搬送など、結構あわただしく過ぎたこともあり、今回はそれよりはじっくり俵津を見ることができたと思います。

 

診療所への行き帰りにタクシーを利用しましたが、タクシーの運転手の方々も年配の方で、こういったところにも高齢化を感じることがありました。

高齢化は郊外の地域では避けて通れない問題かもしれませんが、だからこそ、そこに根付いた医療が必要とされている訳を垣間見た思いがします。


医療者の使命

今日はグリーフケアに参加させていただきました。

 

昨年、お母さまを亡くされた娘さんのお話でした。

もっと色々してあげられることがあったんじゃないかと思うと、後悔ばかりだとのこと。

 

献身的に介護されていたからこその後悔や悲しみの深さがあるのだと思います。

患者さんを看取ることは、見送る側の家族にとってはまた新しいスタートでもあり、そのスタートを見守るのも我々医療者の使命であると考えました。


険しき道

白木先生の講義では病床を減らし、在宅に力をいれていこうという近年の潮流についてご教授頂きました。

 

在宅医療の比率を高めることは経済的なメリットも大きいといわれますし、また実際の現場を見てみると精神的・文化的な面でも大きな効果があると思いながら診療同行させていただきました。

 

昨日、テレビで在宅医療についての特集があったので見たのですが、フォーカスするところがずれていたり、もっと説明すべきところが説明されていない印象で率直にあまりいい番組ではないな、と思っていました。

先生方の印象も同じだったようで、やはりまだまだ在宅医療についての理解がすすんでいないのもしれないと思い少し残念でした。


バランス

今日は初めて家族・施設スタッフとのカンファレンスに入らせていただきました。

こちらからできること、できないこともあり、そのバランスを取るということがいかにむつかしいか実感しました。


角度の違い

本日の同行では先週診察させていただいた患者さんを連続で今週も診察させていただきました。

今まではその時点時点での診察しかしてこなかったのですが、点と点をつなぐような、連続性を感じることができたように思います。

その日限りで診るのでなく、今日・明日と常に変化を感じることが重要ではないかと考えます。

 

また、今日行った施設の患者さんの中に、近医への対診が必要と考える患者さんがありました。

ただ、本人は病識がなく施設の看護師さんがいくら説明してもなかなか理解してくれないようで、患者さんへの説明を先生の方からしてほしい、との要望がありました。

 

説明内容は同じでも、理解してもらえるよう角度を変えてしっかりと説明することも重要な仕事だと思いました。


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