課題が山盛り

今日が初めての単独診療だったのでかなり緊張しました。

 

患者さんの情報を事前にカルテで見て、患者さんのことをよく知っている主治医の先生と看護師さんから申し送りを受け、聞くべき事や診察するべきことを事前に頭に入れました。

 

しかし、患者さんやご家族を前にすると思ったようにはいかず、後から振り返ると聞くべきことを聞けていなかったり、何を言えば良いのか考えてしまったり、疾患のことや診察で頭がいっぱいになり、雑談をしたりご家族に気遣いをすることができなかったり等、できていないことが沢山あり、実際にやってみると自分ができていないことが沢山見えてきました。

 

そして、単独診療の後に同行させていただいた診療では、単独診療の際の反省を活かし、自分だったらどうするか、という目で診療に同行させていただきました。そういう目で診療を見ると、患者さんの変化に気づいて雑談を交わしたり、メインの疾患以外の細かい部分の確認もしていたり、寝たきりの患者さんにもしっかり話しかけたり、ご家族にも気遣いをしたり等、自分だったらできないのではないかと思うようなことが沢山見えてきました。

 

今日の単独診療ではまだまだできていないことが沢山あるということがわかったので、診療同行の際は自分だったらどうするか、という目で診療を見て、単独診療では同行で学んだことを実践する、ということを繰り返し成長していきたいと思いました。

 

帝京大学医学部附属病院

狩野 悦生


観察力

今日の診療同行は施設に入所中の方の診療でした。

 

今回は、施設でも内部の様子を注意深く見る事でその施設の方針が見えてくる、ということを教えていただきました。

 

ご自宅への訪問であれば、その患者さんの個性や生活が周りの様子から見えてきますが、老人ホーム等の施設では、患者さんの個性や生活は病棟と同じく表に表れにくいです。

しかし、施設内であっても、部屋の中でベットがどの辺に置いてあるか、ベットの柵は何個あってどのように置いてあるか等、見方によっては何にも意味を持たないことでもわかることがあるということを教えて頂きました。

 

それを教えていただき、在宅医療ではどんな所に伺ったとしても、「病院ではない場所に伺う」からこそ、観察力が大切になるのだと感じました。

観察力を磨き、表には出ない様々な情報を感じ取り、診療に活かせるようになりたいと思いました。

 

帝京大学医学部附属病院

狩野 悦生

 


グループワーク

本日は地域医療塾グループワーク予行がありました。

 

俵津にはまだ行ったことがないのでイメージが全く沸かなかったですが、高齢化・人口減少の進む地域を再生するにはどのようにすれば良いかを考えるのは楽しかったです。

 

また、ロールプレイでは結局のところ医師や看護師が在宅という選択肢を知っているか否かで患者さん・家族さんの満足度が大いに変化すると感じました。

 

 

近畿大学医学部附属病院

井上 陽公


最善の選択肢

今日は午前・午後共に診療同行をさせて頂きました。

 

在宅で使える抗生剤は少なく、輸液の種類も少ないなど、できることには制限があります。

今回、患者さんに対して「病院で治療を行う」という選択もあることが伝えられました。しかし、患者さんは「家で治療を受ける」と仰られました。

 

医学的にだけ見ると、感染症、脱水、酸素化不良となると入院での治療が絶対に望ましいと思います。

ただ、この患者さんの望むことは入院して治療を行うことではなく、自分の望む生活を送ることです。

 

今回のこの患者さんから、医学的に最善なことが患者さんの最善ではないこともあり、在宅医療では患者さんにとっての最善をできる限り実現するためにサポートする事が大切だと思いました。

 

帝京大学医学部附属病院

狩野 悦生


物事の捉え方

本日は訪問診療に同行させて頂きました。

 

外で待機していると、通りすがりのおじさんが話しかけてきてくれ、先生が帰ってくるまでの間しばらくお話させて頂きました。

 

そこで印象的だったのは、最近増えてきている受診日に、病院から迎えのバスが来る方法に関して、その方は連れていかれるようであまり好ましくないと感じているという話でした。

 

また、先生が研修医の頃から関わりのある方の家にも訪問させて頂き、それだけ長い付き合いともなると、訪ねて貰えるだけ少し安心するのではないかと感じました。

 

午後の患者さんの中でバルーン式のPEG交換があり見学させていただきました。

恥ずかしながらバルーン式のPEG交換を実際には見たことがなかったので少し新鮮でした。

 

 

近畿大学医学部附属病院

井上 陽公


状態の変化

本日は午前、午後共に診療同行でした。

 

在宅医療では状態がいつ変わるかわからない方を病棟よりも沢山診ているので、状態が変わった際にどう対応するのか、ということを常に頭に入れておき、患者さんの変化に柔軟に対応できるようにしておくことが大切だと思いました。

 

そして、在宅医療ではご家族のケアも重要なので、状態の変化によって変わるご家族の気持ちの変化や不安、悩みにも気付き、対応することが求められると思いました。

 

状態が変わらないようにするのが最善だとは思いますが、必ずしもそうできるわけではありません。

今できる最善の医療は何か、ということをその時々の状態に合わせ、柔軟に考えられるようになりたいと思いました。

 

帝京大学医学部附属病院

狩野 悦生


在宅医療の強み

本日の午前は訪問診療および講義、午後は訪問診療に同行させて頂きました。

 

午前の訪問診療ではbipapをつけている患者さんだったのですが、呼吸困難になりながらも喋り続けていました。

その姿を見ていると、ひとり暮らしとなっている方には、訪問により安心感が得られるとともに楽しみ伴っているのではないかと感じました。

 

気切カニュレ交換の患者さんを訪問した際、家族さんが交換の手技に慣れていたのを見て、病院に入院していれば恐らく関わることのないことも、家族さんも参加し患者さんと深く関わることができるのも在宅医療ならではの強みなのではないかと思いました。

 

講義では頻尿について、よくある原因疾患や治療薬のお話をして頂きました。

また、治療薬の選択についての注意点も説明していただき、チェックすべき事項などを復習させていただきました。

 

午後の訪問診療同行では患者さんの希望をできる限り聞きつつ、極力家族の負担にならないように気を配る必要があると教えて頂きました。

 

近畿大学医学部附属病院

井上 陽公


必要とされている

今日は俵津診療所での研修をさせて頂きました。

午前中は外来見学、午後は診療同行でした。

 

今回の研修で出会った患者さんは、高齢のおじいちゃん、おばあちゃんが殆どでした。

その中には90代でこの暑い中、野菜を作っている方もいたり、腰を曲げながら大きな荷台を引いて来院された方もいたり、と大学病院ではまず出会わないような方に出会いました。

 

僻地の診療所での研修は初めてだったので、患者さんの個性が都会の病院とは大分異なっていることにまず驚きました。

患者さんの多くは、農作業のお話や近所での出来事などの話題を楽しそうにお話されており、多くの患者さんが俵津での生活を愛しているんだなということも感じました。

俵津診療所があるからこそ、多くの患者さんは俵津で安心して生活できているんではないかと感じました。

 

診療同行でも松山とは違い、車で山道を走り山の中にあるようなお宅に行かせて頂きました。

ここから病院へ通うのは大変だろうと思わせるような所に診療に行ったことで、いつもよりも「必要とされている」ということを強く感じました。

 

今回の俵津診療所の研修では、より必要とされている現場に行った事で在宅医療や僻地診療所の必要性を強く感じ、都会の病院ではできない良い経験となりました。

 

帝京大学医学部附属病院

狩野 悦生


病院にはないもの

今日は午前、午後共に診療同行をさせて頂きました。

今日の診療同行では、ただ漠然と診察を見るのではなく、患者さんの周りに置いてあるものを見たり患者さんのお宅の様子を観察したりする事で、患者さんがどういうものを好きにしているのか、どういう人なのか、など、患者さんの様子が見えてきて、それがコミュニケーションにもつながる、ということを教わりました。

 

実際に今日、それを意識して患者さんの診療に同行させて頂いたら、患者さんによって周りに置いてあるものが違ったり、様子も大分違うということを改めて感じ、患者さんの個性というものが今までより見えてきたと感じました。

 

在宅医療は病院での医療とは違い、患者さんの生活する場に伺わせて頂いているので、こういう視点は在宅医療において大切な考え方だと思います。

 

こうした視点を持ち診療同行に望むことは、病院では学べない考え方や経験を与えてくれると思うので、この視点を忘れず、患者さん個人個人の個性を捉えながら診療同行に望みたいと思いました。

 

帝京大学医学部附属病院

狩野 悦生

 


再認識

本日は訪問診療、看取りとエンゼルケアに同行させて頂きました。

 

午前中は初めて患者さんの診察をさせて頂きました。

 

状態の安定している患者さんであったため診察上特に問題はなかったのですが、各々が心配していることがあり、それを傾聴し、時に解決してあげることも在宅医療の重要な役割ではないかと感じました。

 

午後は看取りに付き添わせていただきました。

 

最後に診察した時、この状態になると見た目では苦しみが強そうではあるが、実際本人の苦しみは少ないと家族さんに伝えたあと、家族さんが少し安心されたような穏やかな表情になったのが印象的でした。

 

また、看取りやエンゼルケアの際に遺族の方同士で色々な話をしており、医療者側が知らない内に麻痺してしまっている感覚などを再認識させられました。

 

エンゼルケアに関しても今まで全く関わったことがなかったので非常に新鮮でした。

 

近畿大学医学部附属病院

井上 陽公


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